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コラム

より質の良い精子を作るためには日常生活の変革が必要!

男性のからだ 2017-04-14

「不妊といえば女性側の問題!」と思ったら、大きな間違いです。
最近では、不妊は男性・女性ともにさまざまな原因があることがわかってきました。単純なタイミングの問題もあれば、精子や卵子、子宮に問題がある場合もあります。不妊の原因は夫婦そろって検査をしてみないことにはわかりませんし、不妊治療はどちらか一方だけが行うものではなく、夫婦で取り組んでいくものです。どんな原因だったとしても、男性側の協力なくして妊娠はありえません。

これから妊活に取り組む人も、すでに妊活中の人も、パートナーに「こうしてほしい!」と思っていても言えないことはありますよね。「あれはダメ、これもダメ」と言うだけではなく、なぜ良くないのかをきちんと説明してあげれば、パートナーも納得してくれるはずです。
ふたりで支え合いながら妊活、不妊治療を乗り越えていくために、男性が取り組むべき生活習慣や食事の改善、心構えなどをまとめて紹介します。


男性の妊活でまず見直したいのは生活習慣

妊活をするにあたり、まずは改善すべき生活習慣についてまとめてみましょう。
妊娠するためには、一定数の精子が卵子までたどり着かなくてはいけません。精子の量が少なかったり元気がなかったりすると、子宮の奥にある卵子にまでたどり着いて受精することは、難しくなります。そこで、元気な精子を作るためには、以下のような習慣はNGであることを覚えてもらいましょう。

 ・過度な飲酒や喫煙
 ・自転車通勤
 ・サウナや長時間の入浴
 ・男性用タイツなど、下半身の過度な防寒

アルコールは性的欲求の解放にもつながりますが、過度な飲酒は肝機能に異常をきたすおそれがあり、精子づくりに影響してしまいます。また、喫煙は精子の状態を悪化させ、数や運動能力の低下、精子の奇形などの影響を与えます。ED(勃起不全)の増加なども報告されていますので、妊活を始めるまえに禁酒・禁煙を心掛けるようにしましょう。

また、適度な運動は、妊活に向けた健康的な体づくりという面では非常に好ましいのですが、長時間自転車に乗ることでEDを引き起こしてしまうケースもあるそうです。自転車に乗っていると睾丸にサドルの圧力がかかり、勃起に必要な血管や神経が圧迫されてしまいます。血液の循環が持続的に妨げられることで、結果として勃起障害となるリスクが高まってしまうため、自転車通勤を習慣化している人は、乗る回数を減らすことを、検討したほうが良いでしょう。
ちなみに、精巣は体温より2~3℃ほど低い温度のときが、最も機能するといわれています。そのため、妊活中はサウナや高温のお風呂に長くつかるようなことは避けましょう。同様に、男性用タイツの着用など、過度の厚着は控えるようにしてください。

 

食生活を改善して良質な精子を作ろう

糖尿病や高血圧は、EDの原因になるといわれています。このような病気は食生活によってもたらされるという一面もありますので、もちろん男性の妊活でも食事は重要なポイントといえるでしょう。

 ・腹八分目を目安に食事をとる
 ・タンパク質やリコピン、ビタミンEなどを積極的に摂取する
 ・マカなど、男性用の妊活サプリを摂取する

仕事が忙しくて昼食をする時間がなかったり、仕事のあとにお酒を飲んで帰ったりするなど、男性は女性と比較すると食生活が乱れがちな人が多いようです。いわゆる、暴飲暴食やカロリー過多な人も多いのではないでしょうか。しかし、満腹状態では性的能力が衰えたり、性的興奮を感じにくくなったりしてしまいます。性的能力を高めるためには、常に腹八分目を心掛けると良いでしょう。
ただし、食事の量を減らしても、好きな物ばかりを食べるのはいけません。良質な精子を作るためには、たんぱく質や亜鉛が必要です。ほかにも、精子の奇形化を防ぐ機能のあるリコピン(トマトが代表的な食品)や、精子の量や運動量を改善するといわれているビタミンE(魚卵やウナギ、赤ピーマン、かぼちゃなど)を積極的に摂取すると良いでしょう。
さらに、滋養強壮の効果が高いといわれているマカも、妊活におすすめです。最近ではマカが含まれた「男性用の妊活サプリ」も出ていますので、これらも活用して、より良い精子が作れる体を目指しましょう。

 

妊活に際し、男性に持ってほしい心構え

妊活を始めるにあたって、男性に持ってほしい心構えはあるのでしょうか。
世界保健機関(WHO)が不妊の原因に関する調査をしたところ、不妊の原因は女性が41%、原因がはっきりしないものが11%、男女ともに原因がある場合は24%、そして男性側に原因がある場合は24%という結果が出ています。男性が関係する不妊の原因が5割近いという結果は、ちょっと意外な気がしますね。ちなみに、男性が原因の不妊は精子の量や質、射精のトラブルなどが考えられますが、調査では原因はほとんどが不明となっています。

夫婦間で妊娠しないという話が持ち上がった場合、他人事のように「検査すれば?」と言う男性もいるようですが、まずは「妊娠は夫婦がふたりで行うもの」ということをしっかりと認識しなくてはいけません。その上で、専門家に相談するのであれば、夫婦そろって病院へ行く必要があります。
女性の不妊検査は内診など、痛みを伴うことも少なくありません。一方で、男性の検査は射精した精子を調べることから始まりますので、痛みなどはありません。検査における男女の負担の違いを知ってもらうことも大切でしょう。
妊活や不妊治療は長い時間を要することもある上、本当に妊娠できる保証もありません。精神的にも肉体的にも非常につらいものですから、どちらか一方が苦しむのではなく、夫婦で支え合いながら乗り越えていくのが理想ですね。

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